多摩川の春。昼寝天国。 |
「書籍のお知らせ」 ・PHP7月号(2009年6月10日)より、 短編読切連載「川辺の町の物語」が始まります。 ・「なやむ前のどんぶり君(仮題)」(筑摩プリモ新書)は10月発売予定です。 ・田内志文さんとの共訳「トンネル3」(ゴマブックス)も10月発売予定です。 ・世界でたった一冊の本は、こちらに移動しました。 サイン本、何か励ましの言葉が書かれている本を欲しい方は こちらを覗いてみて下さい。 「世界でたった一冊の本」 |
| 新刊はこれ。ホヤホヤだよ。 |
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反感とまで呼べたかどうかはわからないが、大豪邸の友だちの家に遊びにいけば整理のつかない戸惑いはあったし、友だちが自分の家に来る時は、恥ずかしくて仕方がなかった。 |
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「へこんだ日の般若心経 〜大丈夫、生きていけるよ」 (PHP) 2008.8.23日発売 ぼくは仏教徒ではありませんが、仏教思想の徒ではあります。 そのことを痛感したのは、大学で仏教を学んだ時ではなく、社会に出て、想像もしていなかったほどの苦悩の波を、深夜放送のパーソナリティとして受け止めた時からです。 外側に対しても内側に対しても、自分のものの考え方、そのベースにこの般若心経がありました。 この経文を得られるかどうかは感性の問題で・・・だから、そう難しいことではありません。でも、イメージをつかまえられなければ永遠に難しいかもしれません。実際ぼくも、大学時代はわかったつもりになっていて、まったくわかっていなかったわけですから。 自分の体験もふまえながら、そのあたりのことを具体的に、そして平易に書いたつもりです。ただ、わかりやすくといっても、やはりそれはイメージなのです。ある程度の醗酵がなければ中には入っていけないと思います。 中高生向き、ということでこの本を書き下ろしましたが、はっきり言って、中高生には無理です。大人が買って下さい。大人が読んで下さい。だいたい中高生には般若心経などいらないのです。この本が必要なのは、生きてこられて、すでに半身がぼろぼろになられている方。そういう人に読んでいただきたい。 それでもってさ、ともかく、前を向いてまた歩きだしましょう。 |
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「花鯛」(はなだい) (文藝春秋) 2008.7.25日発売 ついに出ました。 海釣りと魚料理を切り口に、いつか小説が書けないものだろうかとぼんやり考えだしたのが20代の後半です。 防波堤でキスを釣っていたあの時のボクは、船に乗ってヒラメやオニカサゴを釣りにいくいっぱしの大人になってしまいました。 そして、人生のことも少しばかり書くようになりました。 生きていくということは、生活をしていくことだと思う。 失敗の多い、へこんでばかりの日々でも、生活を投げ出さなければ、一頁ずつつながっていく。 そうしていれば何年かに一度でも、竹の節目のようにきらりと光る瞬間を受け止める時がある。 名誉や大金とは縁がなくても、必ずそういう日がある。毎日を生きることさえやっていれば。 そんな気持ちを込めて、四編の物語を書きました。 「甘鯛」「オニカサゴ」「花鯛」は、オール讀物に掲載されたので読まれた方もいらっしゃるでしょう。 掲載時よりもずっとシャープになっていますよ。作品は育つものですね。また、書き下ろしとして「寒平目」という中編が加わっています。 ぜひ、お楽しみ下さい。 これはぼくの念願だった本です。 お祝いをしたい気分です。 |
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「世界の果てに生まれる光」(角川書店) 2007.10.30日発売 「野性時代」で掲載された中編小説「ジョンを背負って7000メートル」と「ナッツ」。この二つを現在の意識で改稿したものと、書き下しの「プリズムの記憶」。これら三編からなる新刊です。 ボクが六本木のアークヒルズにあったテレビ朝日から新宿のゴールデン街まで、巨大なジョン・レノンの写真パネルを背負って歩いたのが1992年のこと。つまりこれは実話をもとにした小説で、今でもこのギネスサイズのジョンは「シネストーク」というお店の階段横でひっそりと息をしております。 「ナッツ」は、ボクのかつての棲息地域である新大久保〜高田馬場界隈を舞台にしたもの。あのあたりに土地勘がある人は、夜な夜な漂ってくるロッテの工場の甘い匂いが恋しくなるのではないでしょうか。 「プリズムの記憶」・・・これは多摩川が舞台です。大人の男と女の・・・「ここではないどこか」に活路を見出したかった二人の、せつない想いの顛末です。 |
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「オーロラマシーンに乗って」(河出書房新社)
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「カラスのジョンソン」(講談社)2007.2.6発売 カラスはどうして煙たがられるのかな。 2007年度本屋大賞 2票獲得 |
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「孤高を噛む、ピーマンも噛む」(スリーエーネットワーク)11月20日発売 |
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ポップもあるよ |
| 「ガブ呑み相談室」(情報センター出版局)10月25日発売 ダカーポで三年間にわたって連載してきた「自分相談」が、こういう形で本になりました。 エログロ満載です。 本当は「女人禁制」と書こうと思ったぐらいです。 だって、本音ばりばりだもん。 御購入いただいた方には、表紙をめくってみるというアトラクションがもれなく付いてきます。 「えっ! まさかこんなことが!」 デザイナーの清水さん、力が入っています。 編集の日吉さん、足で稼ぎました。 イラストの矢野さん、若いのにこんなにキレていて大丈夫でしょうか。 楽しい本ができました! |
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韓国版「ぼく、あいにきたよ」(サムト社) |
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「2006 ザ・ベストミステリーズ」(講談社)(3500円+税) |
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「ブーの国」(文藝春秋)(1524円+税) 11月25日発売 このタイトルを思い付いたのが1995年のこと。 新宿ゴールデン街で編集者の方に「何か書きませんか」と言われ、咄嗟に『ブーの国』と答えたのだった。でも、内容はまったく考えていなかった。この編集者との作業は後に『ブー』とはまったく関係なく、『駅弁ファナティック』になった。 書こうと思ったのは、2003年である。当初はすごい肥満児のピッチャーの話を綴る予定だった。ブーというのは彼のあだ名なのだ。でも、いざ原稿に向かってみると、イメージはどんどん飛躍していき、嗅覚が敏感過ぎるために通常では考えられない世界で生きることになった男のドラマになった。 で、何となく放り出し。 2004年の3月に、文藝春秋の方と御会いする機会があり、そこからこの話をきちんと仕上げてみたいという欲望が起きてきた。 御好意により、別冊文藝春秋に嗅覚男の話が載ったのは2004年の10月売りから。四度、連載の形を取り、こうして佐倉さんの扉絵、カバー絵まで付いて立派な本になった。 作家としては駆け出しだが、今持てるすべてを注ぎ込んだ一冊である。 なるべく多くの方に読んでもらいたい。 御贈答用に、皆さん、三冊ずつ買って下さい。 関係者の皆さん、ありがとうございました。 |
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「ぼく、あいにきたよ」 文藝春秋社 6月10日発売 1600円税別 Amazonなどweb-storeで予約中 編集者と相談し始めてから二年。 そんなもの、誰が買うのだ? と否定され続けてきた「絵本」がついに世に出ることになった。 テーマは幼児虐待。悲惨な話である。明るく生きていくためには触れない方がいいジャンルかも。だから多くの編集者たちはこの本の企画書を読むなり顔をげんなりさせたのだと思う。 それはものすごくわかる。だけど・・・数々の事件に目をつぶることで、それでも親と世の中(子供たちにとってそれはたった3、4年の命しかなかったが)を愛そうとした小さな心まで忘れてしまっていいのだろうか。 この本を出す決定をしてくれた編集者は「何をどう言われてもいい。一人でも救いましょう」と言ってくれた。ボクはそれに勇気を得た。だけど正確に言うならば少し違うかもしれない。新聞で読んだ事件。最後まで親をかばっていたという小さな記事が忘れられないだけなのだ。 児嶋サコさんの絵が素晴らしい。ストレートになりがちなこの本を、アートでくるんでくれた。飲みっぷりもいい。 |
連載情報 (2009年6月現在) |
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PHP 短編読切連載「川辺の町の物語」 原稿用紙にしてたった12枚という短い枠組み。 この中で起承転結のある物語を描き、 それを毎月生み出していくのは、 なかなか大変なことではありますが、 本音を言うと、作家冥利につきます。 好きなように書かせてくれること。 まず、これがありがたい。 実家の神戸に帰る度に 京都駅近くに見えていたPHP本社。 まさかこういうつながりに転じていくとは 思ってもいませんでした。 そう。 人生は思ってもいなかったことの連続。 その中で、ボクらは何を信じて 何を頼りに、何を願って 生きていくのでしょう。 生の不条理も含め、 読者の皆さんに届く 一服の物語ができればいいと思っています。 |
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野性時代(角川書店)「ものがたりのうぶごえ」 (月刊) 朗読用に書き溜めているショート・ショートを毎月四本ほど紹介。イラストを描いてくれているのは小林直未さんで、ものすごく品のいいタッチの人。こういう線を描く人と仕事をするのは初めてなので、ページそのものも新しい香りがしている。誰と組むかによって、何もかも変わってくるんだね。大事なことだよ、人の巡り逢いは。 2009年6月現在・・・123話突破! |
| 毎日キャリア・ナビ 「明川哲也の俺が聞いちゃる」 (毎週) タイトルを書いていて、今ものすごく恥ずかしい気がした。でも編集部の麻子さんが妹みたいな目で「これがいいです」とおっしゃって下さったので、これでいいのである。妹ってさ、ほんとはどんな感じ? いいだろうな、妹。姉ちゃんもいいな。姉ちゃんてさ、ほんとはどんな感じ? みたいな質問や悩み相談は全然こない。だって、これ、転職のウエブサイトだからね。 ほとんど無職・無作為で生きてきたボクがこういうページで仕事をしていることじたいがすごく不思議。 毎日キャリアナビ→ |
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朝日新聞 「悩みのレッスン」 (四週間に一回 金曜日の夕刊) 2000年にニューヨークに旅立った時、「ああ、もう絶対に人生相談なんかやらないぞ」と思ったのに、グランド・セントラルステーション横の新居まで朝日新聞は電話をしてきて「人生相談やって下さい」とお願いされたのであった。 ものすごく迷った末、引き受けることにした。俺、人生相談の人なのかな、と半ば諦めもあった。クライスラービルの銀色の尖塔を見ながら日本の高校生や大学生に思いを馳せた。 ほんとはな、俺が人生相談してもらいたかったんだよ〜。ニューヨークの街なんかでかいばかりで毎晩寂しかったっちゅうの〜。 なんて微塵も見せず(いや、見せたかな)、もう10年も続けさせてもらっています。 こちらの気持ちもあの頃とはすっかり変わりました。 人生の創作こそ創作の王者である! |
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GOETHE「ゲーテの言葉」(幻冬舎) 男の雑誌です。むっちゃ男の雑誌です。 しかも、「ギョエーテとは俺のことかとゲーテ言い」・・・というぐらい、様々な呼び方でニッポン哲学青年に愛されてきたゲーテさんです。 そのゲーテさんの言葉を、毎度巻頭エッセイでどどーんと紹介! お陰でかなり詳しくなりました。 岩波文庫さん。けっこう貢いでますぜ。 |
| 明川哲也という名前になってからの既刊本(2003〜2004)は以下の通りですが、本屋さんではもうあまり見られませんので、欲しい人は注文して下さい。がっくし。 |
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「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか」(晶文社)2900円・税別 |
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「オバケの英語」(宝島社) 1400円 本の内容は → 「アメリカ三部作」へ |
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「敗北からの創作」(幻冬舎) 値段忘れた。手元に一冊もなし。 売れてくれなければいけない本だったのだが、恐ろしく売れなかった。 ほんとに悔しかったよ。 幻冬舎にも迷惑をかけてしまった。 でもその割に、「讀みましたよ」と声をかけてくれる人が多い。 謎だ。 本の内容は → 「アメリカ三部作」へ |
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