ドーランが目にしみる 2009年12月

 

聞こえるか聞こえないかのささやかな声。睡眠導入剤にぴったり。クリスマスプレゼントにどうでしょう。
レコード店で注文されるか、Amazonでご購入ください。


 12月31日(木曜日)

 さあ、2009年が終ります。
 皆さん、ありがとうございました。
 来年、また笑顔でお会いしましょう。

 新春プレゼントとして、
 ミツ君が色々PC上でやってくれるようです。
 彼が実家より帰り次第、

 アルルカン洋菓子店の公式サイトの方で、
 『星屑通りで店開き』から、
 6曲、無料でダウンロードできるようですよ。

 ぜひ、そちらの楽しんでみて下さい。
 着メロとして我々を使って下さいね。


 皆さんに感謝しています。
 2010年が、皆さんにとって素晴らしい日々になりますように。




 12月30日(水曜日)

 色々なことがあった今年でしたが、
 ひとつひとつのできごとを越えて、
 その場にいらして下さった皆さんのお顔が浮かびます。

 近いところでは先日の「青い部屋」でのライブ。
 戸川昌子さん、鳥井賀句さん、せんだみつおさん、
 そして3時間を越えたところでのあの鳴り止まない拍手。
 励ましてくださった皆さんのシルエットやお顔がすぐそばに、
 今でも感じられます。

 長く支えて下さったファンの方を失った今年。
 最後は眠ったままのように見えたけれど、
 でも、どこかに微笑みがあったようにも感じられるのです。
 
 ボクやミツが頑張らなかったというわけではありませんが、
 つくづく、
 場や機会というのは人の結びつきの中からしか生まれないと思いました。

 古い言葉ですが、
 ロマンもまたそうなのでしょう。

 来年も、夢の続きを見るつもりです。
 ロマンが感じられる道を歩いていく。

 どうぞみなさん、また一緒に進んでいきましょう。



  12月29日(火曜日)

 ノコギリ演奏家の稲山訓央さんのイベントが、
 墨田区の曳舟駅であった。
 正確にいうと、曳舟駅の中にある珈琲屋という喫茶スペース。

 ここにパーカッションの方やら、ピアノの方やらが入られ、
 稲山さんのマネージャーの方も歌を歌い・・・

 それがすべて「サクラ大戦」の楽曲なんですよ。

 サクラ大戦という作品群が世にあること、
 ボクも名前ぐらいは知っていましたが、
 これ、ゲーム発なのね。

 なんせアニメに関しても、
 ムーミン以降はまったく疎いもので、
 (ガンダムもエヴァンゲリオンも遠い遠い)

 はて、どんなお客さんが集まるのだろうと興味津々で伺ったところ・・・

 やはり、なんというか・・・そろっているというか・・・
 皆さん、ノコギリの演奏なのに一緒に歌いながら、
 同じ振りで踊られて。

 こういうファンがついているジャンルは強い!

 ということをひしひしと感じたのだが、
 一曲も知らない人間にとっては、
 なにか飲んでしまったような、
 トリップ感のある体験でした。

 ちなみに、稲山さんとは来年の夏も琵琶湖周辺でのライブを予定しています。
 京都、滋賀の旅、ぜひご参加ください。





 

 12月28日(月曜日)

 ライブにいらして下さった皆さんから、
 いまだ多くのメールをいただいています。
 お互い、記憶に残る時間を共有でき、味わえて良かったですね。
 繰り返しになりますが、
 今年一年アルルカン洋菓子店を支えていただいた皆さん、
 本当にありがとうございました。

 2009年も大詰めになってきましたが、
 今は原稿と闘っております。
 年賀状を書くのもまだまだ先になりそう。

 執筆と歌。
 その双方に力を尽くしているため、
 通常の年末年始は送れそうにありません。
 
 でも、なにが通常だとか、なにが普通だとか、
 ボクの場合はあまりそういうのがないので、
 すこし規格外の日々であったとしても、
 このままテクテク歩いていけたらと思っています。


 


 12月27日(日曜日)

 ライブ後の抜け殻現象が今日起きてしまった。
 普段なら翌日ぼけーっとヌリカベのようになるのだが、
 筋肉痛と同じで、直後にはもう来なくなったのかもしれない。
  (年齢とともに、運動後の疲労は時を隔ててやってくるようになるとか)
 
  昨日はライブ後でもあれだけ生産的だった、というのがおかしい。
 
 書きたい内容の原稿を前にして、一文字も進まず。
 こうしてウエブサイトの方に逃げてきたりしている。

 こういう時は酒と決まっていたのだが、
 7冊仕上げるまで断酒と宣言しているので、
 向かい合うしかない。
 このまま石になりそう。

 断酒って本当、体にも心にも、人付き合いにも、経済のためにもよくないと思う。
 好きなことを断つなんて、いいことはなにもないのだ。
 ではなぜそんなバカなことをしているのか。
 もうクソ意地だけです。単なるヤセ我慢です。

 それなのに書けないから悔しい。
 いっそのこと飲んでしまおうかと思う。 
 誰にも言わなきゃいいじゃないか。
 はんぺんブラザースが残していったビールが冷蔵庫で冷えているし。
 はんぺん・・・焼酎も残していったしなあ。
 
 一滴。せめて一滴。
 いかん。だめだ。やめよう。
 身悶えしつつ、原稿に向かう。

 

 


 12月26日(土曜日)

 昨日のライブの興奮、
 その余韻から醒めやらず。

 気持ちのいい朝であるとともに、
 幾つかのミスにトゲのような痛みも覚え、
 つらつらとノートに記していく。

 歌唱で起きる問題は常に、
 心にも肉体にも取り組まなければいけないことが
 山ほどあることを教えてくれる。
 そしてきっと、
 それらがいっさい「〜なければいけないこと」でなくなった時、
 自然体でステージに立つアルルカンがいるのだと思う。


 CDの流通会社から出荷の請求があり、
 紙袋に数十枚を入れて旅に出る。
 
 帰りに、丸亀製麺でぶっかけうどんを食らう。
 野菜天を入れようと思ったら、
 お姉さんが「今揚げてますから、どうせなら熱いのを食べて下さい」って。

 そんなことを言ってくれるお店。
 なかなかないよね。
 笑顔も自然だし、
 この店は気持ちがいい。
 全国に300軒以上あるチェーン店なのに、
 個人の凄腕店で食べている感じ。

 (GOGOカレーの店員さんも気持ちいいけど)

 とびきりおいしいうどんです。
 讃岐うどん、今やチェーンでどこにでもある状態ですが、
 廉価な麺と限定するなら、
 ボクはここが都内では一等賞。
 富士そばや高幡そばを食べ慣れた舌の人には
 快楽の波が押し寄せること確実だと思います。

 西新宿から大久保通りを5分ほど歩いたところ。
 ぶっかけに野菜天! 他の天婦羅も本物だよ!


 

 12月25日(金曜日)

 クリスマス・ライブにお越しいただいたみなさん、
 ありがとうございました。
 「青い部屋」をぎっしりと埋めてくださったみなさんのおかげで、
 本当に今年のお開きにふさわしい、
 ロマンチックな時間を堪能することができました。

 ゲストとして登場していただいた戸川昌子さん。
 素晴らしかったですね。
 戸川ワールドに圧倒されたというメールを多数いただいています。

 飛び入りのせんだみつおさんもあんなに客席を沸かせてくれて。

 戸川さんのシャンソン。
 あらゆる日々を乗り越えてこられた一瞬一瞬のまばゆさのようなものが、
 言葉にも歌にも生命として宿っていて、だから人生やめられないや、
 歌も詩もここにある、という気持ちになりました。
 
 個人的には、
 相変わらず顔がひきつるような部分もありましたが、
 それでも終演後のあの鳴り止まない拍手をいただけたことで、
 ボクもMITSU君も、
 これ以上ないぐらい爽やかな気持ちでステージを後にすることができました。

 スタートが8時きっかり。
 拍手をいただいたのが11時15分。
 長いライブだった!

 でも、ものやお金には変えられない、
 本当に最高の夜となりました。
 集まりいただいた皆さん、
 感謝しています。

 ありがとうございました。


  

 12月24日(木曜日) 断酒112日目

 いよいよ明日だ!
 今日も原稿書きながら、クッキー焼きながら
 イブ・モンタン聴きまくりです。
 
 なぜか最近このフランスの名歌手の心情というか・・・
 心のたたずまいみたいなものを、
 時空を越えて(近いところに)感じます。

 きっと、歌も本も、
 長く愛されるものというのは
 (近いところ)そばに寄り添ってくれる感じなんだろうな。

 『星の王子様』
 近いものね。
 
 それでは皆さん、
 明日、渋谷の『青い部屋』でお会いしましょう。




 12月23日(水曜日)

 なんだか大変な年末だわさ。
 年の瀬になってから小説がびしびし進みだしただよ。
 あちこちがバーンとつながったわけね。
 
 それで毎日クッキー焼いているし、
 MITSU君の部屋でランスルーはあるし、
 脱毛もずいぶん減っただよ。
 わさび効果ありと見た。

 で、今回ランスルーをやりながら二人で発見したこと。
 1時間半を過ぎたあたりで必ずポーンと歌詞が飛んだり、
 ギターが乱れたりする。
 やっぱり人間の集中力って限界があるようで、
 これは努力とは違う部分で脊椎反射のように訪れる。

 たぶんあれだーねー、
 脳がちょっと疲れてくる頃なのかな。
 オレンジジュースのような糖分を補給すると
 幾分効果あるだろうか。

 しかしステージドリンクで甘いものっていうのもな。
 冬場、自販機に並んでいる「ぜんざい」とか。
 ああいうのMCの時に飲んだりすると、
 頭の回転が早くなるのだろうか。

 25日、試してみよう。

 皆さん、いよいよ今年の総まとめのライブが
 25日、渋谷の「青い部屋」で行われますよ。
 お見逃しないように。
 2時間半の長尺です。
 「青い部屋」のワイン、みんな飲んでやって下さい。



 12月22日(火曜日)

 今日、ヴォイストレーニングの後で、
 西新宿のインドレストランに入った。

 「インドバイキング食べほうだい」と書いてあったので。

 地下のレストランが苦手なので、
 ちょっと嫌な予感がしたのだが、
 入るなり、インド人に
 「これを読んでください」と言われた。

 壁に貼られた紙。
 「経費節減のため、おかわりの時も同じ皿を使ってください」

 うーん、まあ・・・。
 別にいいけど、カレーでべっとりの皿にまた他の料理を・・・。
 まあ、いいけどさ。

 そしたらまたインド人が、「次はこれを読んでください」。
 なんだろうと思ったら、
 「残した人は料金倍額もらいます」

 おおっ!

 気持ちはわかるが、なんだろう、この強気。

 カレーはまあまあおいしかったが、
 砂糖をまぶしたとしか思えない卵とキャベツのサラダは、
 しまったことに咽が正直な反応をしようとする。
 しかし、残すと倍額だと言われているので、
 うんうん汗をかきながら食べた。砂糖サラダ。

 でも、インドを思い出すと・・・
 バイキングで残すってあり得ないもんなあ。
 日本人が食べ物を平気で残すのを見て、
 あのインド人、義憤にかられたのかもしれない。

 しかし、サラダが甘いとちょっと。




 12月21日(月曜日)

 ごめんなさい。
 昨日の記述・・・ボクの書き方が悪かったです。
 意味がうまく通じなかったみたい。

 福の神ごっこ。
 というのは、なにかボクが企画を立てるわけではなく、
 (そういう仰々しいものとはまったく無縁で)
 ボクやみなさん個人の心のなかで、
 つらい時にちょっと遊んでみましょう、
 という話です。

 ですから、
 課題が出るのですか?
 企画次第で参加、 
 というものではないのです。

 年が押し迫ってきたせいか、
 時折、
 悲鳴のような、怨恨のような
 ねばっこいメールが落っこちてきます。

 そのひとつひとつに対処できないので、
 世の中は自分に冷たいとか、
 自分は運が悪いとか、
 誰々が自分をこうしたとか、
 そういった思いに囚われている人は、
 一度お試しあれ、
 というつもりで書いたのです。

 もちろん、これは遊び。
 本気で「私は福の神だ」とか言い回らないように。

 冷たい風が吹く時の、
 心の処世術です。

 ただ、俺のところに愚痴を吐き出して、
 それで気分が救われるという人がいるなら、
 それはそれでいいのですよ。
 御返事はできませんが、
 どうぞ、ぶつけて下さい。



 12月20日(日曜日)

 あの人は福顔だ、とか。
 あの人といるといいことが起きる、とか。
 あるいは逆に・・・。
 あの人はとんでもないよ。
 縁起でもないことが起きる。

 そういう心持ちって、
 理解できないわけではなくて、
 人間らしい反応だとは思うのだけれど。

 でも、それってきっと、
 誰かが自分に幸福を運んできてくれる。
 という考えが根底にある人の
 典型的な「待ち受け型」言動だと思う。

 自分は人間で恩恵を受ける立場。
 福の神はどこかをさまよっている。
 早く自分に気がついてくれたらいいのに、という。

 そんなあなたに朗報です。

 自分が福の神になっちゃえばいいのではないですか。
 そうすれば、
 これまでの問題はすべて解決するよ。

 福の神なんだから、
 人が喜ぶことしかしません。
 最低限、食べて生きていく程度のお金しか
 自分には使いません。
 したがって、割と地味な身なりになります。
 金ぴか神社にありがちな、
 はではで布袋さんみたいな恰好には絶対なりません。

 福の神なんだから、
 幸福になりたいなんて思いません。
 幸福の源泉なんですから。

 福の神なんだから、
 見返りなんて求めません。
 えっへっへ、と笑っている人の横で
 やはり同じように、えっへっへ、と笑っています。

 というわけで、
 このサイトをご覧の皆さん。
 来年、みんなで福の神ごっこをしませんか。

 人生のなかで一年ぐらい、
 徹底的にバカになってみるのもいいではないですか。
 ただし、自分から「福の神です」などと言わないように。
 これは今日、胸にそっと秘める約束。

 

 

 12月19日(土曜日)

 椎名麟三さんの『神の道化師』を読む。
 
 ジャグリングをやったり、
 パントマイムを見せたりするわけでないが、
 自分は言葉の道化師なのだと意識するようになってから、
 『道化師』とタイトルにある書籍を集めるようになった。

 ひとつのキーワードを頼りに、
 本の世界に入り込んでいく方法だ。

 恥ずかしいかな、
 ボクはこの方の本をこれまで読んだことがなかった。
 それが・・・三行ほどで惹き付けられた。

 姫路の人らしい。
 極貧の出で、山陽電鉄の車掌をしていた時、
 共産党員であることを理由に特高に引っ張られ入牢。

 這い上がれないぐらいシリアスなことも書けそうだが、
 いや、実際そうしたものを書いているのだが、
 これが関西人の血だろうか、
 開高健さんなどと等しく、
 筆圧の半分はユーモアが宿っている。

 ぎりぎりまで切り詰められた、精緻とも言える短文なのに。
 どこにも余裕はないはずなのに。
 なぜ、のらりくらりとユーモアが行間を進んでいることを感じるのか?

 椎名麟三さんに出会えて良かった。
 ただ漠然と書店をぶらついているだけでは手にしなかったろう文庫本。
 でも、『道化師』が運んでくれた。

 縦横無尽をやり、
 なおかつ鉱脈をつかむためには、
 こんな方法もありますね。
 

 

 12月18日(金曜日)

 年賀状を買ったり、来年の手帳を求めたり・・・。
 早いものですね。もうこんなふうに押し迫ってきて。
 
 正直なことを言うと、
 つい最近今年の正月をやったような気がする。
 なんだろう。
 この過ぎ行く早さ。

 この分だと2030年とかも、すぐに来ちゃうんだろうな。
 幾つ?
 67とか68になっているわけね。
 生きていればだけど。

 60代って、
 アルルカンとして、すごくいい年齢だ。

 あ、つまりまだ、ヒヨコです。
 駆け出し。裾野。入門者。童貞みたいなものです。


 


 12月17日(木曜日)

 人の出会いとは不思議なもので、
 アルルカンの衣装をそろそろ変えたいな。
 欧州クラウン風にちょっとアヴァンギャルドなのがいいなと話していると、
 ぽつんと横にいらしたその人は偶然にも服飾学校の先生で、
 「じゃ、うちでパフォーマンスをやってもらって、
 生徒に自由に発想してもらうってどう?」とストレートに受け入れていただいた。
 放電!

 しばらく後、
 こちらがまだなにも話す前から、
 フランスの詩の祭りを語られている方がいらっしゃって、
 それを来年は日本でやられるのだという。
 日仏のアートを交流させるNGOの方だった。
 足下で放電!

 パーティーが極めて苦手で、
 できる限り参加しないようにしているのだが、
 いろいろと縁があり、
 わずかに足を踏み入れさせてもらった。
 放電、放電、放電の連続で、
 イブ・モンタンがライトニング・ボルトのサーフボードに乗って
 大波とともにやってきたという感じになった。

 こちらに明確な打ち出しがあると、
 人とは出会えるものなんですね。
 今さらそんなことを学んで・・・。

 そうそう・・・。
 まさかそんなことはないと思いますが、
 25日のライブ、
 ひょっとすると多少混雑する可能性もあります。
 「青い部屋」は広くはありません。
 ガラス張りのエディット・ピアフ・ルームは
 落ち着いてワインが飲めますが、
 ボクらの姿は見えなくなります。
 ステージ前でゆっくりワインを楽しまれたい方、
 すこしお早めにどうぞ。

 ボクらのライブは午後8時からですが、
 お店じだいは午後7時からやっております。


 
 


 12月16日(水曜日)

 今日,初めてランスルーをやってみた。
 2時間半、語り続ける,歌い続けるというのは、
 ちょっと人間業ではないような気もした。

 3、4時間ライブをやる人もいるが、
 たいていゲストがいたり、
 構成的にすこし抜けるところがあったりするはず。

 咽がもちますように。
 いえ、たとえ咽がかれたとしても、
 集中力が途切れませんように。

 ホールでのライブではなくても、
 ボクらにとってはとても大切な場です。

 

 12月15日(火曜日)

 フライヤー隊の皆様、
 ブツを本日発送いたしました。
 鞄の中に入れておいて、
 あ、そうだ・・・この人どうだろう、
 という感じの人に出会った時、渡してもらったり・・・。

 そんな雰囲気の無理のないPR作戦でけっこうですので、
 よろしくお願いいたします。

 応募してくださった皆さん、
 ありがとうございました。

 良いライブになりますように。
 

 
 

 12月14日(月曜日)

 今日はハンバートハンバートに招待されて、
 ライブを見てきました。
 二人の息がぴったりで、
 心地よい感情を共有し合っている男女の歌を聴くというのは、
 それだけでなんだかうっとりしてしまうものですね。

 俺、ああいうふうには軽やかにはなれないなあ。

 うっとりといえば、
 マンドリンの井上太郎さんや
 スコットランドからやってきたフィドルとハープの男女も加わった
 ラスト20分ぐらいがとにかく圧巻。
 繊細で優しい人物たちには違いないのだけれど、
 その彼ら彼女らが合わさってグルーブを送ってくるともう、

 静謐のなかのパッションというのでしょうか、

 それがきらきらきらきら光って、
 俺は波間から夕焼けを見ているヒトデみたいな気分でした。

 呼んでくださってどうもありがとう。
 アルルカンも見に来てね。
 25日、渋谷の「青い部屋」でライブだよ。

 ところでまったくの別件なのですが、
 かつてこのHPのメールはAOLでやっておりましたが、
 ブラウザとの相性が悪いのか、
 AOLそのものが経営と同じで危ういのか、
 トラブル続きで現在使っておりません。

 そこで今はOCNを使っていますよ。
 AOLアドレスにメールを送っても俺に届かないので、
 ちょっとみなさん、
 俺からの反応が最近ないなあという人は要チェックね。

 しかし・・・AOLは解約しようにも、
 電話でしか受け付けないという。
 その電話がずっとつながらない状態でもう3ヶ月。
 これって、あくどいやりかたなのでは。



 
 12月13日(日曜日)

 フライヤー配布で連絡を下さった皆さん、
 ありがとうございます。
 思ったよりもたくさんの方々からメールをいただいて、
 お願いしようと思っていた量に達してしまいました。

 なので、「フライヤーを配って観客増員をいっしょに楽しむ会」は、
 ここまでとさせていただきます。
 どうもありがとうございます。

 アルルカンのライブ初体験という人、
 どれくらいいらっしゃるだろう。
 25日が楽しみですね。



 12月12日(土曜日)

 今月25日の「青い部屋」でのライブ。
 お店のお心遣いでフライヤーハガキを作っていただきました。
 なんと、千枚届いたのが下記のものです。


 
 千枚。
 なかなか大変な数です。
 でも、すべて有効利用したいと思います。
 ボクは知人やマスコミ関係者などに一枚ずつ郵送しようかと思っていますが、しかしそれでも100枚ぐらいだと思うのです。

 そこで皆さん。
 俺なら(私なら)友達に配ってあげられるよ、行きそうな人いますよ、という方、ぜひメールで連絡をください。

 このフライヤーハガキ、一部50枚をどーんとお送りします。切手とアドレスシールを貼ればハガキとしても使えます。もちろん、コレクションとして受け取ってもらっても構いませんが、それでもきっとアルルカン洋菓子店草の根PR作戦に協力していただけますよね、というあつかましい気持ちを丸出しにして、フライヤーを配っていただける方のみを募集します。

 メールで、お名前、郵便番号、住所、電話番号を送ってください。すぐさまフライヤー50枚をお送りします。

 ボクらももちろん頑張ります。
 「青い部屋 フライヤー係はこのメールで!」




 12月11日(金曜日)

 はんぺんブラザースのぺんちゃん(介護福祉士)が
 ケアマネージャー(介護支援専門員)の試験に合格した。
 公的な資格である。
 介護士として年月を積んできたぺんちゃんが
 また新しいステップを踏み出した日。

 お祝いに、みんなで、back to school をやった。
 ぺんちゃんは音楽療法について語る1時間。
 はんちゃん(株式会社ハッピーストライク代表取締役)は
 近代的企業経営についての1時間。
 MITSU君は和声学の基本を1時間。
 そしてボクは、妖しい国の妖しい言語を1時間。

 それぞれが講師になり、
 勝手気ままに授業を進めていくアルルカン大学。
 純粋に楽しかったし、脳がまたもや活性化されました。





 12月10日(木曜日)

 25日のライブの詳細が決まりました。
 アルルカン洋菓子店クリスマス・リサイタル
 「ボクに聖歌を、君に製菓を」@青い部屋

 開場:午後19時  開演:午後20時
 (ライブ時間2時間半程度)

 前売り2500円 当日3000円 です。

 お菓子以外に、ボクらからのクリスマスプレゼントもあります。

 なお、戸川昌子さんは
 飛び入りゲストとして出演されるかもしれませんし、
 出演されないかもしれません。
 その日のご体調しだいです。

 (青い部屋のHPもご覧ください)


 


 12月9日(水曜日)

 明治大学の秋葉原サテライト教室で、
 デジタル社会に於ける表現の未来を考える有志の会が開かれた。
 誘ってくださった方がいらして、
 コンビニでノートを買って参加させてもらったのだが、

 いやー、おもしろかった。
 目から大型クエ級のうろこがザリザリ落ちた感じです。

 ここでなにが話し合われたか、
 というのはあまりに広大なスペースを必要としそうなのでオミットしますが、
 会った人がない人たちがひとつのテーマから
 意見を交換し合っていく、
 というのは(今更ながらですが)、
 本当にわくわくするし、脳が喜んでいるのがわかります。

 今日得たことが、そのうちきっと形になって現れてくると思う。

 あ、そうそう。
 その一環なのですが、
 来年2月1日スタートで、ウエブ同人誌を始めます。

 もちろん課金制ではなく、
 通常のブログと同じようにただで読めます。
 (ただし、アドレス登録はしていただくかも)
 カウンターでアクセス目標数値を設定し、
 それをクリアする度に、
 ライブハウスやホールでイベントを行い、
 本の体裁になった同人誌の販売も行います。

 ウエブ同人誌のタイトルは
   
    E-LITERATURE

 執筆者は以下の三人です。

 俵万智 (歌人)
 田内志文(翻訳家)
 明川哲也(アルルカン作家)

 来年もおもしろいことがたくさんあるよ!

 というわけで、その実り多い来年に向けて
 今月25日はアルルカン洋菓子店のスペシャルライブがあります。
 みなさん、ぜひいらして下さい。

 

 


 12月8日(火曜日)

 熱心な読者の方から、
 わさびは発がん性があるので気を付けて欲しい、
 という旨のメールをいただいた。

 心配してくれた方、ありがとう。

 ただ、それは寝耳に水だったので、
 半信半疑で検索で色々調べたところ、
 どうやら発がん性があるのは、
 チューブのねりわさびに入っている香料みたい。

 ドイツでは農薬として使われているもの。
 主要国では食品への使用が禁止されているが、
 日本でスルーで、
 しかも香料という文字で済ませられてしまうので
 非常に危険だと告発している人もいる。

 ただ、わさびそのものには発がん性はなく、
 むしろ最強の制がん剤としての
 研究結果が出ているようで、
 現在のところ、天然の本わさびであれば
 少量を毎日食べることはむしろ、
 がんを抑える効果があるとされているようです。

 発がん性があるとされて忌み嫌われてきたサッカリンが、
 実はマウスのみにその作用を起こすことがわかって、
 米国では危険な添加物ではなくなってしまったように、
 実は食品学というのは「かなり発展途上」と、
 製菓学校の授業で教えていただきました。

 日々変わっていくものなんですね。
 バランスよく、好きなものを食べていく。
 というのが一番いいのかな。

 本日、ジョンの命日。
 新宿ゴールデン街のシネストックに、
 アルルカンのサポーター3名がいらっしゃいました。

 20年前、
 ボクが巨大なジョン・レノンの写真パネルを背負って、
 六本木から歩いて運びこんだ店はここです。
 もうずいぶん写真は黒ずんでしまいましたが、
 今でも階段にあります。

 興味がある方はお店をのぞいてみてください。

  断酒中にて、ジンジャエール7本飲んだ。
 25日のライブに、こころさんを誘ってみました。



 
 

 12月7日(月曜日)

 さっそくわさびライフに突入。
 でも気に掛かるのは、
 俺の知っている寿司屋の親父は
 つるっとした頭の人が多いということ。

 わさびを使っているから
 わさびの摂取量も多いとは限らないが、
 俺がドリアンだった頃は、
 責任とって、日本で一番ドリアンを食べたような気がする。

 寿司屋の親父、
 やっぱり普通の人以上にわさびを食べているのではないか。

 すると・・・あんまり効かないのかなあ。
 でも、名古屋市立大学医学部を信じよう。

 そして半年ほどこのわさびライフを続けて、
 効果があったかどうかきちんと判断してやろうではないか。

 全然変化がないと、焦って、
 わさびを頭髪に塗り込んだりするような無茶をするかも。
 それでもだめなら、
 昔はやった肛門ネギ健康法を思い出して、
 お尻にもわさび塗ってみたりして。

 痛いだろうなあ。

 で、最終的には
 そばにわさびは合うぞ!
 なんて発見して、
 そんなこと最初からわかってるよって。

 それはともかく、
 今月25日は渾身のライブです。
 お時間がある方、いらして下さい。
 きっといい思い出になると!



 12月6日(日曜日)

 インターネットのニュースだけど、
 わさびが増毛にたぐいまれな力を発揮する、
 という医学的研究の成果が発表されたみたい。

 名古屋市立大学医学部です。

 うーん。
 その研究成果の細かいところは皆さん独自に調べて欲しいのだが、
 この大学の医学部はかなり優秀。
 12人中、9人に顕著な結果が出た、というのは
 かなり特筆すべきことなのでは。

 AGAだって、それらしき成果となれば
 半数にも満たないのだから。

 そこで、わさびで検索をかけたところ、
 同じ研究班が、昨年はわさびと脳の関係についても
 発表していることがわかったよ。

 なんと。
 わさびを毎度摂取したマウスは、 
 わさびを知らないマウスの二倍の記憶能力を発揮したとか。

 名古屋市立大学医学部がよ。
 居酒屋で親父がくだまいて言っているんじゃなくて。

 語学の勉強とか、わさびだね。

 すぐにスーパーに走った。
 3箱ゲット。

 25日の「青い部屋」のライブ用クッキーには使いませんので、
 ご安心を。
 でも、お待ちしています。
 ご家族、ご友人お誘い合わせの上、
 北海道から沖縄まで、
 皆さんどんどんいらして下さい。



 12月5 日(土曜日)

 今更ですが・・・不景気ですね。
 民主党もあれこれ叩かれ、
 アメリカではオバマさん、
 ついに支持率50%を割りました。
 オバマさん、市民との対話集会で「ペテン師!」と呼ばれたそうです。

 でも、単純にさあ、
 不景気の要因があったとすればそれは民主党の前、
 オバマさんの前、
 というふうにボクなどは考えてしまうのだが、
 今いっしょに困難に立ち向かおうとしている人たちを
 ヒステリックに攻撃しても仕方がないのでは?

 暴れん坊で頭の悪い学級委員長が
 学校をむちゃくちゃにして、
 ヘリコプターでテキサスに帰っていった。
 それで、その整理に現れた人を、
 「早くしろ、このペテン師」と怒鳴りつけているような気がする。

 もしオバマさんにペテン師と言うなら、
 それは経済問題ではなくて、
 むしろ、ノーベル平和賞をもらった後で、
 さらにアフガンへの増強派兵、
 パキスタン辺境部族への無人機攻撃をやめない姿勢、
 そこに向けて言うべきではないのだろうか。

 で、不景気だが・・・こういう時は嘆かない方がいい。
 言葉って力だから、
 嘆く人は、本当に嘆くようなことが起き始める。

 お金がなくても、
 思い切り勉強したり、
 面白いことを考えて実行したり、 
 近場でもいいから徒歩旅行したり。

 そういうことを企てる人が次につながるよ。

 なぜかっていうと、
 この時代はここで終るのではなく、
 次の時代への布石になるからだ。

 すべてはつながっている。

 そういうわけで、
 このなにげない文章も最後はライブの告知につながっている。 
 今月25日、渋谷の「青い部屋」です。
 お待ちしています。

 

 12月4日(金曜日)

 ある大出版社の忘年会。
 生きている重鎮作家がそこにもここにもあそこにも!
 なんだか皆さんでそろって座っていらっしゃると、
 そこが熱源というか、光源になったように、
 いぶし銀の、
 そしてどことなく正視できない光を発していらっしゃる。

 たぶんその輝きを発せられたまま銀座に向かうのね。
 俺、なんとなくの直感として、
 銀座には生涯縁がないかもなあ。

 というわけで、
 その輝きを浴びたままこちらは高田馬場に向かった。
 こじんまりとした、
 全員の顔と名前がわかる忘年会に続けて参加。

 昨日、鎌倉沖で釣られたイナダが刺身になってでてきた。
 大変においしかった。

 船長曰く(昨日の話ですが)
 イナダの浜値(漁師が漁協に卸す値段)は今
 一本60円なのだという。

 気合い入れて30本釣っても1800円。
 燃料費にもならないんだって。

 それなのにこんなにも豊かな味わい。

 値段じゃないんだよねえ。

 と、生涯、新宿とか馬場をうろついていそうな予感とともに、
 生粋のジンジャエールを飲み干すのであった。

 それはともかく、
 25日「青い部屋」でライブです。
 これから毎日宣伝していきます。




 12月3日(木曜日)

 今日は朝の8時に鎌倉集合で釣りだった。
 絵描きや写真家やカメラマンや踊り子さんの一行。
 前から楽しみにしていた人たちなのに・・・。

 徹夜明けで駅に向かうと、すでに冷たい雨だった。
 それで、南武線に乗って7時前ぐらいに川崎駅に着いたら、
 人身事故の影響で東海道線も京浜東北も不通だという。

 こりゃ京浜急行しかないなと駅に向かえば、
 万博の人気パビリオンなみの大混雑。
 駅にも近付けない。ホームにも上がれない。

 やっとホームに上がっても、
 みんな殺気立っているし、
 俺はクーラーボックスなんか担いで釣り親父状態だし、
 どうもこう・・・視線が恐い。

 で、何とか乗ったはいいものの、
 やってしまいました。
 左半分だけのぎっくり。

 ほとんど屈めない状態になりながら
 なんとか鎌倉に向かったものの、
 すでに大雨状態。

 しかも朝寝坊の人を待って、
 普段よりかなり遅れての船発進となったが、
 海上は強風に叩き付ける雨。

 これは釣りではなくて、
 修行ではないのか!

 滝に打たれにきたのだ!

 という中、
 ズシンと当たり。
 痛む腰に気をつかいながら
 海面まで上がっていただいたのは
 かなり大型のショウサイフグ。

 うーん、フグ船なら免許持っている人がいるから
 さばいてもらえるのだが、
 今回はお帰りいただくしかない。
 「おもどり」とフグに声をかけ、
 サヨナラの手を振る。

 なんと、釣果はそれだけ。
 他の人たちはタイやイナダやサメをゲット。
 俺と絵描きだけゼロ。ボウズ。

 そして港に上がって宴会となったのだが、
 寒いのなんのって、ずぶ濡れ状態じゃありませんか。
 こちとら今酒を断っているじゃないですか。
 船長手作りのハタの鍋、サザエのつぼ焼き、
 カワハギ、タイの刺身、サメのムニエル、
 マグロの頬肉焼きなど、どんどん珍味美味が出てくるのですが、
 濡れてしまった服を着てなので、
 そうした料理を口に入れた時は「ああ、しあわせ」と思うのに、
 溜飲してしまうとまた急に寒気が押し寄せる、
 ということで、喰いに喰いに喰いまくったのでした。

 あまりに寒く、
 これでは体調を崩すと思ったので、
 薄皿の底に張ったお神酒ていどの酒を舐めました。
 ですが、呑んだという量ではないので、
 断酒続行中といたします。

 それにしても、
 ハードな一日だった。
 思い出だけを釣りました。

 船長、いつもどうもありがとうございます。
 25日のライブはぜひいらして下さい。



 12月2日(水曜日)

 今月は25日に『青い部屋』でワンマンライブがある。
 今年の集大成。
 いえ、道化師になってからの二人、
 その二年間の集大成をお聴かせしましょう。

 でも、きっと派手にあれこれ盛り合わせるわけではないな。
 ギターと歌しかない。
 その部分で心のぽっと灯った部分や
 みなさんとのつながりを
 清水に灯籠を浮かせるように表現していけたらいいなと思う。

 大昔、ステージは熱気だ、バンドは音圧だと信じていた頃、
 たくさんの音が欲しかったし、
 人を圧倒したいという思いに駆られていた。

 今はずいぶん違う。
 なるべく音数は減らしたい。
 蛍の明滅のようにそっとそこにあればいい。

 BEING.

 歌も文字も、そういうことでありたいと思う。



 
 12月1日(火曜日)

 昼間にヴォイストレーニングがあり、
 先生から目の覚めることを言っていただいた。
 そうかな、そうかなと思っていたら、
 まさにそこにスカッと真剣を斬り込まれた気分。
 
 その足で、ある小説誌の編集長に会いに行く。
 時を置かず、
 またもやウロコ特大1枚が目からずり落ちることを言っていただいた。
 ある種の予感として雲のように立ち籠めていた部分を、
 いや、それは雲ではなく森だったのです。
 そちらに向かいなさい。
 と言っていただいた気分。

 今日のヴォイトレの先生はボクより10歳も若い。
 編集長はほぼ同い年だ。
 視線とは、つくづく年齢ではないと思う。
 
 歳を経た人にも目を開いてもらうことはあるが、
 肝心なことは
 目の開かれた人と接することだ。

 
 

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