ドーランが目にしみる 
2009年4月 

 
アルルカン洋菓子店 logo 
(designed by SACRA
HAPPY STRIKE,inc)

 4月30日(木)

 今日で徹夜3日目である。
 着替えていないし、このアトリエにはシャワーがないので
 ボクは今たぶん凄い状態だと思う。

 でも、翻訳はあまり進まない。
 CDの注文はない。
 『メキシコ人はなぜ死なないのか〜』という本を書いたのに、
 そのメキシコで死者多数、世界はこんなことになってしまった。

 落ち込まないと言ったら嘘になるが・・・
 しかし、ボクは道化師だ。
 歌を歌い、物語を生み出す道化師だ。
 すっかり大人になってから、胸から消えないまばゆさに気が付いた。

 ならば、今回のことも
 遊技に変えていこうと思う。

 すいません。
 皆さん、少々お耳を拝借!
 お願いごとがあります。


 4月29日(水)

 全国発売を目指して、流通会社と契約をしたということは、
 今ボクがやっているサイン本のようにネット通販をすること
 その権利を失したということである。
 あくまでもレコード店での販売が柱。
 あとは、ライブ会場での手売りだけね。

 ところがレコード店が置いてくれないとなると、
 CDが人目に触れる場所がないわけで、
 これはもう本当ににっちもさっちもいかない。(って、古い言葉ですね)
 (Amazonは扱ってくれるらしい)

 でも、こういう時は焦ったり、やけっぱちになっちゃいけないんだ。
 ずっとギターを弾いてアレンジまでしてくれたミツ君や
 スタジオに毎回こもってくれたはんちゃんの気持ちを考えると
 売る売らないはともかく、
 すべてのCDは、これを聴けて良かったという人たちの元へ届けるべきだ。

 では、どういう作戦があるのか。


 

 4月28日(火)

 今日はヴォイストレーニングの日で、
 ある歌劇団専属のテノール歌手の先生に指導していただく。
 先生には二週間前にはCDを手渡してあり、
 今日はその感想もいただいた。

 「歌としてはまだまだ改良すべき点があるが、これはいい!」と
 滅多に人を誉めない方なのだが、前向きな言葉をいただいた。
 「心が入っていて、何度でも聴きたくなる」と。

 でも、先生。
 「全国発売なのに、全国のどこのレコード店にもないのです
 とはさすがに言えず・・・レッスン後、トホホな感じでカツ丼を食べた。

 あー、もう、どうしようかなあ。




 4月27日(月)

 どうしたものかなあ。
 CDを聴いてくれた人達からはかなりいい反応があるのだが、
 これが外に拡がっていかない。

 悩み深いまま完徹し、海へと向かう。
 今日は半片ブラザースのぺんちゃんが釣りデビューの日なのだ。

 ぺんちゃん、最初は見よう見まねで竿を構えていて、
 あたりがこない数時間があって実は隣でやきもきしていたのだが、
 シロギスやベラがかかり出したところで
 巨大なミノカサゴを釣りあげた。

 この魚が泳いでいるところは花魁が海底から現れたかのごとく本当に美しく
 ダイバー垂涎の観賞魚なのだが、
 オニカサゴ以上の猛毒とあって、刺されれば病院行きは必至。

 というわけで艶やかな毒婦には海に帰っていただいたが、
 ぺんちゃんはゴツゴツしたカサゴ特有の引き込みを感じてまんざらでもない様子。

 残りのメンバーもそれぞれ納得の釣果を得て
 いつも通りの漁港での宴会となったのだが、
 ボクはヒイラギの塩焼きを食べても、船長お手製のタコ飯をいただいても
 心の隅に「CD、どうするかなあ」というイソギンチャクのぷにゃぷにゃが
 根付いており、
 酒の回りとともにコテッと転がり落ちてしまったのでした。


 


 4月26日(日)

 さて・・・草ナギ君の心配をしているうちに、
 自分たちの足元が大変なことになってきた。
 まったく、人の心配している場合じゃないっていうの。

 5月3日発売予定の『アルルカン洋菓子店』1sアルバム
 『星屑通りで店開き』

 全国のレコード店で発売予定! と華々しい前宣伝を打った割には
 流通会社から連絡がないなあと多少は心配をしていたのだ。
 そろそろ300枚でも400枚でも発送しなければいけない時期なのに、
 どうして電話がないのかなあって。

 実は、流通会社は全国のレコード店に電話で営業をしていてくれたのである。
 ところが、注文をしてくれたレコード店は皆無であった。

 すなわち・・・全国のレコード店から
 「どうせ売れっこねえだろう」と相手にされなかったのである。

 哀しいなあ。
 虚しいなあ。
 こう・・・なんつーか・・・萎えてきますね。

 一週間前のライブで、あんなにみんなでいい空間を作れたのに
 現実の社会はやはりいつも通り
 「お前ら出る幕じゃないよ」と厳しいのである。

 注文ゼロだって。
 つまり、全国のレコード店のどこにも売っていません。



 4月25日(土)

 草薙くんの薙の字、違いますよ。
 と御指摘を受け、たしかにその通りでございました。
 新聞なんかでも「ナギ」とカタカナ表記が多いですもんね。
 フォントがないのかな。
 でも、人の名前なのに・・・その字が存在しているからこそ名字になり得ているのに
 それが公の出版物などで使えないというのはちょっと妙な話だ。
 アルファベットの国の人たちからすれば「なぜ?」と
 根源的な疑問が湧いてくる事態ではないだろうか。

 といっても、アルファベットもなかなか難しい。
 ボクが今翻訳しているのは、
 英国の少年向け冒険大活劇「トンネル」シリーズの第三巻。
 翻訳者としてはすでに有名な田内志文さんから共訳を打診されたのだ。

 志文さんは英国の大学院を出ているし、
 これまでに翻訳を手掛けてきた冊数も半端じゃない。
 共訳者などいなくてもチョチョイのチョイで圧倒的な訳文を見せつけそうである。

 でも、トライしてみてわかりましたよ。
 まずは量がすごい!
 ハリポタより分厚いかもしれないので、これをたった一人で
 しかも世界同時発売まで間に合わせるというのは無理だったかも。

 あとはですね・・・辞書に載っていない英単語というものが
 意外と頻繁に出てくるのです。
 これがファンタジーものや冒険活劇もののおっかないところ。
 辞書があれば、という受験レベルの寄り添い感ではどうにもならないところがあって、
 たとえば英国で流行っているコスプレのキャラとか。
 (これが何と、ライチ光クラブあたりと命脈を通じ合っていたりする)

 翻訳をしながら、自分自身が言葉の海を冒険しているようで、
 なかなかの体験をさせてもらっているのだ。

 このトンネルシリーズはすでに二巻まで出ています。
 冒険活劇ですので読者を選びますが、
 来年には映画化されるそうで、
 きっと世界の少年たちをわくわくさせるのでしょう。
 ボクはいい歳こいて、いまだに「ハンナプトラ」とかにも
 夢中になれますが。


 

 4月24日(金)

 今日の朝日新聞の夕刊の漫画で、しりあがり寿さんが
 草薙くんが検挙された一連のことを
 「微妙に明るいニュース」と評していらした。

 今後派生する損害賠償などで本人を始め、たいへん不安な人々もいらっしゃるだろうが
 申し訳ないけれども・・・笑った。
 さすが、しりあがり寿さんである。

 そうなのだ。
 草薙くんが服を脱ぐ前に公園で叫んでいた言葉は
 「若者よ、自分の道を歩め!」というものだったそうではないか。
 なんという爽やかさ。

 昔、爽やかさをウリにした人は
 県知事とかになってしまいすっかり目がドブ色だが、
 そういうストレートなアジテーションを
 家の近くの誰もいない公園で叫び、
 それでついつい「よしっ!」と脱いでしまった、
 そんな底抜け感のある若者がここにいたのではないか!

 それで逮捕されるなら、
 この国からアンビシャスな青年はいなくなるぞ。

 もしボクが香取くんなら、
 同じ公園で同じ時刻に全裸で放歌高吟することだろう。
 そして捕まれば、さらなる明るいニュース、というか
 すでに美談である。

 あるいはSMAPは40万人強という日本最大のファンクラブを擁しているのだから
 全員で抗議のために全裸で歩くとか・・・。
 40万人がいきなり全裸になると、
 さすがに官憲もどうにもならないと思うのだが。

 昨日は夜、バーに入ったら、
 撮影所の大道具の人が、「やっぱり、草薙くんっていい人だったんだなあ」と
 しみじみ感動して酒を飲んでいた。

 俺たちの中で人気急上昇だ。
 

 4月23日(木)

 草薙くんが捕まったと大騒ぎをしているが、
 草薙くん、そんなにだいそれたことをしたのだろうか。

 冷静に記事を讀むに・・・

 酔って、裸になって、騒いでいた。

 ということでしかないのだが・・・。

 これで捕まるのなら、
 ボクの友だちや編集者はほぼ全員が捕まる。
 もちろんボクも捕まる。
 前科八十犯ぐらいになるはずだ。

 草薙くんが地デジの何かをやっていたからって、
 鳩山さんが「そんな人間にやらせた総務省が」と激怒したらしいけれど、

 草薙くん、そんな人間、と言われなきゃいけない人間か?

 もちろん、色々と責任はあるわけだから、
 泥酔してはめをはずせば、それなりの報いは受けます。

 だけど、お昼のニュースのトップにもってきたり、
 新聞が戦争始まったみたいなテンポイントの活字で煽り立てたり、
 「信じられない、ショックですう」みたいな町の声で囲んでみたり、
 そこまですることか?

 ボクは「音楽は世界だ」という番組のレギュラーを6回だけやったことがあって
 楽屋がいつも草薙くんといっしょだった。
 草薙くんは当時、SMAPの中であまり人気がなかった方かもしれない。

 他のメンバーのファンから、辛らつな手紙をもらっていた。
 そういうものを讀む時の草薙くんの顔が忘れられない。
 また、ジャニーズというのは本当にしっかりしているらしく、
 番組内における草薙くんの発言の回数や、それが受けたかどうかを
 スタッフが全部ノートに付けていた。
 そのことでまた厳しいことを言われ、
 草薙くんの肩がどんどん落ちていった夜があった。

 もちろん誰だって楽には生きていないのだけれど、
 あの立場から今の場所まで来た草薙くんには相当に
 溜まっていたものもあったろう。

 酔った声が、ものすごくストレスを帯びていたように聞こえたって、
 それで通報しちゃった人も人だが、
 あれ、もし普通のサラリーマンだったら、本当に逮捕まで行ったのかな。

 とりあえず、これまでのように、全裸でバーの中を歩いたりすると
 極悪非道のように世間から言われるのだ、ということはわかったのだが、
 そのことはまた別として・・・
 おそらく日本のお父さんやお兄さんの8割ぐらいは
 みんな経験があること。

 ボクだって、家に帰ったつもりで半裸で寝ていたら、
 池袋の路上で警官に叩き起こされたことがある。
 草薙くんも、ひょっとしら自分の部屋に戻っていた
 感じだったんじゃないかなあ。

 草薙くん。
 謹慎が解けたら、また歩きだして欲しいよ。

 でも、今度は短パンぐらいは穿いて。


 

 4月22日(水)

 朝から晩まで書いてます〜っ。
 目がくらみそう〜っ。

 あああっ。
 

 4月21日(火)

 今日はTBSラジオのアクセスに出演した。
 高校の後輩の藤井誠二さんと渡辺真理さんがパーソナリティを務める番組。
 
 その日の注目のニュースを多角度で分析しながら
 何かひとつ意見が割れそうな話題を選び、
 聴取者とともにバトルトークをしようという番組。

 藤井さんが、運の悪い日に来ましたね、と多少は同情の顔。
 そうなんだよね。
 今日のニュースでいうと、
 和歌山カレー事件で容疑者に死刑が確定というのが何といっても大きかった。

 直接証拠なしで、状況証拠のみ。
 つまり、つじつまをあわせていけば、彼女がやったと合理的な説明ができる。
 という状況を根底にしての裁判であり、その結果の死刑確定であった。

 この日は、他の事件でおよそ20年前のDNA判定が覆されるという
 (これも大事件だよなあ)
 えん罪の可能性ぷんぷんの報道もあり、
 だからこそ余計に「状況証拠のみの死刑」という事態に
 納得のいかないものが残った。

 裁判員制度が始まるのはもうすぐ。
 一審のみの参加とはいえ、「死刑」をも含めた判断が
 これまで法廷とは無縁で生きてきた一般市民にも課せられる。
 これはかなり大きな意識変革を迫られる事態なのだ。

 藤井さんは苦渋の選択で死刑続行派。
 ボクは極力死刑は避け、できるなら終身刑を導入してもらいたいという立場。
 根本のところで意見は異なるのだが、
 共通したのは、「状況証拠のみで死刑」があり得るなら、
 裁判員制度導入の前に、司法はすでに大きな過ちを犯し始めているのではないか、
 ということだった。

 人間はミスをする動物だ。
 えん罪で死刑になった人もこれまで数えられないほどいるだろう。
 一度執行されてしまえば、もう二度とその人には朝がこない。

 また、それ以前の問題として、
 他者が他者を裁くという行為の中に、本当に「死」があってもいいのだろうか、
 という疑問も湧く。

 もちろんボクも生身の人間だから、
 むごたらしい犯罪のレポートを讀めば、
 憤懣やるかたない気持ちになるのは確かだ。

 でも、だからこそ、簡単には「死刑」というはけ口を用意したくないのだ。



 4月20日(月)

 あきません。
 二日酔いもあることはあるのですが、
 最近、ライブの翌日はミニ燃え尽き症候群とでも言うのでしょうか、
 とにかくどこにも力が残っていない感じ。

 惚けているよ。
 何もできないんだもの。

 何とか、毎日キャリアナビを仕上げ・・・
 ただ棒のように横たわっている。



 4月19日(日)

 レコ発ライブ・東京編。
 南青山の居酒屋「日溜まり」で夕刻からスタート。

 温かく、ちょっぴり物好きな美男美女で満杯となったこの日。
 気合いを入れ過ぎると失敗する、入れなくても失敗すると
 これまでの経験から重々わかっていたので、
 少し肩の力を抜き、差し入れでいただいた甘いものを食べたりしながら開演を待つ。

 そしてお客さんに「ごめんなすって」をしながらステージ(そんなものないんですが)に向かい、
 5分押しでいよいよスタート。

 前の方・・・知っている顔が何人もいるなあ。
 そう、知っている人の前で歌っていると思えば緊張するはずもなく、
 多少は硬めだが、まあ、こんな感じでやっていければ・・・と
 何だかうまく回りだしたような・・・よし、この調子・・・今日のライブはもらった!

 とさらに勢いがついてきた前半の終わり頃、ふいに魔物はやってきたのだった。
 
 これまで一度も間違えたことのない「とうふがぷるり」。
 あの単純な曲がどういうわけかワンテンポ食ってしまう。
 あれ、まずい、合ってないよ。
 ということでミツ君に合図を出し、演奏を止めてしまった。

 いやいや、こういうことはよくあるのです。
 「もう一回最初から」という仕切り直しはボクらのライブではそう珍しくないこと。

 しかし、今回はどういうわけか、
 二回目もまた合わないのである。
 ミツ君が間違っているはずはないので、
 これは完全にボクのミス。
 
 どうしてリズムをはずしてしまうのかがわからない。
 だって、この一年半、一度もはずしたことのない歌だったのだから。

 はれー? と首を傾げつつ、三回目の挑戦。
 練習だってこんなことはないっていうのに、ライブでやっているよ。
 しかも三回目は、リズムが合ったと思ったら歌詞が飛んでしまった。

 もう、だめ。
 お尻に玉のような汗をかきつつ、「この曲は飛ばします」って、
 おいおい、そんなことを言うのは生まれて初めてだよ。

 なんか自分の中でリズムが崩れてしまったような気がして、
 とてつもない恐怖がやってくるが、
 次の曲「アルルカン洋菓子店」になれば、これがびしっと決まっている。

 結局、ギターを弾く時にチューニングでもたつくことはあったが、
 まあ、問題なく・・・というよりは、
 この崩れたところから山を登るようにボクらも客席も高揚してきて、

 最後はアンコールの拍手鳴りやまず、
 なんとアンコールだけで20分近くミツ君とフリーをやることになった。

 泣いてらっしゃるお客さんもたくさんいらっしゃったし、
 その倍ぐらいの笑顔もあったし、
 ボクらとしても鳴りやまない拍手にただただ囲まれたのは
 ほとんど初めてのことだし・・・

 つまりは最高のライブだったのです。
 惜しむらくは、どうしてもできなかった「とうふがぷるり」なのだが、
 では、あれをきちんと歌えていればもっと良いライブになったかというと
 そういうことははなはだ疑問で、

 とにかくライブは生き物だな。甲子園といっしょだなとあらためて感じた次第。

 それにしても凹凸の激しいライブを最後まで盛り上げて下さった皆さん、
 本当にありがとうございます。
 皆さんのお陰であの急上昇の雰囲気を味わうことができました。

 もちろん、半片ブラザースにも大感謝。
 それと、「日溜まり」のスタッフの皆さんにも大感謝。
 「アルルカン洋菓子店」を軸に、その日の人の輪ができていくことに
 ステージとはまた別のライブの実感があります。

 しかし・・・何か、とうふに恨まれることしたかな。
 とうふのぬいぐるみが車に轢かれてぺちゃんこになっていたので
 拾って洗って、今うちのアトリエに鎮座ましましているのは事実なのだが。

 

 


 4月18日(土)

 講談社文庫の「セブンミステリーズ」という
 ミステリー傑作選に拙著「ブーの国」より
 「影屋の告白」が収録される。

 七人の作家の短編がポンポンポンと並んでいるわけだが、
 版元から見本を送っていただいて、
 伊坂幸太郎さんとか、三崎亜記さんとか、
 売れっ子の皆さんと並んで自分の名があることに違和感を覚え、
 何だか膝の内側が痒くなった。

 書くことも歌うことも好きで、
 それなりに懸命に走ってきたのだが、
 売れたという経験はないので、
 その世界はボクにとって未知の領域である。

 でも、仮にこのまま、このつつじが丘の小さなアトリエで
 老いていったとしても(いや、ここさえ保つかどうか・・・)
 世間や時代よりも前に、
 おのれのやるべきことを全うするつもりでいるか、
 という大命題の方が最近は大事になってきた。

 歌い手としても書き手としても道化師になったと
 短歌の番組で御一緒させていただいた佐伯裕子さんに話した時、
 この「まっとうする」という言葉がキーワードとなって転がり出た。

 そうなのだ。
 もはや、それだけが道の果ての輝きである。

 息絶える時が、ボクの表現者としての終焉であり、終演でもある。
 ボクが生まれる前に亡くなったボクの爺さんは
 最後の最後にがばっと起き上がり、「人生はジョークだ」と言って
 そのまま旅立ったらしい。

 それ、誰に言ったんだろう。
 爺さんには、おふくろのお腹の中でもじもじしている
 ボクが見えたのかもしれない。




 


 4月17日(金)

 一日中、翻訳! 少年たちは大変な冒険の真っ最中なのである。


 4月16日(木)

 19日のライブで披露する新しいコントに「マツカサトカゲ」がある。
 日本名はアオジタというトカゲ。
 好きな人は好きでしょうが、ぱっと見は少々たじろいでしまうような面相。

 でも、このトカゲの特徴がとても面白くて、
 「前だか後ろだかわかんねえよ」という生き物なのだ。

 最近の「アルルカン洋菓子店」はライブの中でコントっぽいことをやる。
 今回そこに新しく登場するのがこの「マツカサトカゲ」。

 曲ができたのは今日なので、
 果たして19日のライブでどれだけイキイキとやれるかは、
 未知数といえばそれまで。
 でも、まあ、新しいことにはどんどん挑戦していくのだ。

 

 4月15日(水)

 今日は主婦の友社の「健康」という雑誌の取材が入った。
 トマト料理の特集をするのだそうで、
 自慢の一皿をと、前々からお話をいただいていたのだ。

 タマネギとパプリカととり肉をコンソメで煮込み、
 そこに大量のイタリアントマト缶詰め(もちろん中身)を投入し、
 仕上げにサワークリームをざっくり載せる、
 「トマト丼」の具を作った。

 主婦の友の方やライターさんやカメラマンさんには
 もちろん御飯の上にこれを盛って進呈した。

 これは簡単な割に極上な味なのです。

 で、こういうことを書くと、
 必ず普通のトマトを使って料理して
 「あんまりおいしくなかったぞ」と
 いちゃもんをつけてくる人がいる。

 以前「ごきげんよう」という番組で焼きトマトを紹介した時も
 「必ず調理用のだ円形のトマトを使って下さい」と言っているのに
 みんなスーパーで買った普通のトマトを焼いて
 「あんまりおいしくなかったぞ」のパレードとなった。

 日本特産のトマト(桃太郎)は水分含有量が世界一高いサラダ用のトマト。
 あれは生には向いているが、煮たり焼いたりはまったく才能のないトマト。
 熱を通す時は、だ円形のものを使って下さい。(これは生はまずい)

 イタリア人がフレッシュ・トマトだけでパスタのソースを作ってしまうのは
 その中に旨味がぎっしりと含まれているから。
 調理用のトマトは本当に奥が深いのです。

 というような話を、料理を食べながらさせていただいたが、
 今、うちのアトリエは二階の部屋の水道管が破裂して
 ひどい雨漏り状態。
 配管工の人がバールで天井をばりばりに壊していったので、
 ほとんど廃虚のような情景なのである。

 そんなところで、料理の解説をされてもなあ。



 4月14日(火)

 ヴォイトレの後、代々木の食堂に入った。
 「おまぜ定食」というのがあった。
 チキンカツ定食とか鯖のミソ煮定食というのならわかるが、
 どうもこの「おまぜ定食」はぴんとこない。

 ぴんとこないものは、試してみたくなるよね。
 頼むと何がくるのか?
 こういう時よく「それは何ですか?」と店員に聞く人がいるが、
 あれはつまらない行為だと思う。
 やっぱり頼んでみなきゃ。

 それで頼みました。まったくわからないくせに堂々と
 「おまぜ定食を下さい」と。

 すると・・・おおおっ!

 御飯といっしょにお椀に盛られたとろろ芋と納豆、
 あとはオクラとかマグロブツとか。
 これは阿佐ヶ谷の某飲み屋のねばねば定食とまったく同じものではないか。
 文字どおりの「おまぜ」。
 つまり、自分でまぜて御飯に載せて食べてくんなさいという、
 元祖日本の机上セルフサービス定食であったのだ。

 なんだよ。
 そのままじゃないか。
 それなら「お混ぜ」と書いてくれれば良かったのだ。

 俺がイメージしたもの・・・それは「おませ」だった。
 「おまぜ」と書いてあるのだから、何やらぐるぐる回すのだろう
 ということは了解していたのだ。
 しかし、ひらがなってセクシーじゃないですか。
 もとは奈良時代の女性の文字だっただけあって、
 「おまぜ」のぐるぐるの中には「おませ」も内包されていると
 勝手にイメージを膨らませていたのだった。

 思春期の頃に「映画の友」とか覗き観ていたあの気分の定食。
 いったい何が、と言われると答えに窮するのだが、
 たとえばウエイトレスのお姉さんが色っぽい声で
 「まぜまぜしてねーん」と言ってくれただけで成立するような気がする。

 すいません。世の中が不景気な時にそんなことで頭が一杯の午後で。



 
 4月13日(月)


 大槻ケンヂさんと週刊アスキーで対談。
 秋ぐらいにいっしょにライブをやろうという話になった。
 というか、こちらから持ちかけたら
 気持ちよくOKしてくれた。
 彼のフランクさにはいつもぽぽっと温まるものがある。

 元祖詩を叫び系の人たちのライブ。
 となると、ここにもう一人欲しいのが
 三代目魚武である。

 オーケンのアコースティックグループと
 魚武と
 アルルカン洋菓子店の三つどもえライブ。

 具体化していこう。


 4月12日(日)

 はんちゃんチームは中央道を東京へ。
 乗り切れなくなったため、ボクは新幹線で先に東京へ。

 あらゆる景色に桜があり、
 日本列島が今、思春期に入ったかのよう。

 それを見ようとくり出した車で高速道路は大渋滞。
 はんちゃんチーム、今日は9時間をかけての帰京でした。
 へとへとになったね。
 ご苦労様です。


 4月11日(土)

 昨日のアクシデントの正体は・・・というと。
 実は、はんちゃん、ガソリンを入れ忘れていたのだった。
 ガス欠。

 JAFを待つ間、五年前もまったく同じ場所で佇んでいたことを思い、
 こんなことってあるんだろうかと不思議な気持ちになった。
 
 でも、次の瞬間、
 ボクたちは別の意味でもっと不思議ちゃん状態になっていた。
 なんと、山から次々と野性の猿が降りてきた。

 高速道路なのに・・・
 高尾山のそばなのに・・・
 三十頭ほどの猿くんたちが大騒ぎで行ったり来たりしている。
 小猿が樹に登って、枝を揺り動かして新芽を食べている。
 桜の花びらがそこに散って。

 はんちゃんのガス欠のせいで、とんでもなくいいものを見せてもらった。
 春爛漫。

 というのが昨日、金曜日の流れで・・・
 そう。今日は神戸でのライブです。

 画家・鈴木理絵さんの個展の初日、オープニング・アクトということで
 我ら「アルルカン洋菓子店」と今回はスタッフに徹してくれた半片ブラザース、
 この四人が故郷の神戸でチームを組み、画廊での初ライブ。

 普段何気なく出ている裏声が出なくなるトラブルがあったものの、
 全体としてはラストに向かって集中力が増していく良いライブだったと思う。

 集まっていただいた関西の皆さん、
 東京から駆け付けて下さった皆さん、どうもありがとうございました。

 これをきっかけに、関西でも今後ライブができればいいなと考えています。

 それにしても・・・
 神戸はあらためていいところだと思った。
 南京街で打ち上げをやり、最後は元町のバーでした。

 なお、鈴木理絵さんの個展は29日までやっています。
 「星の降る町〜六甲山の奇跡」の原画も飾られているので
 お近くの方、ぜひ寄られてみて下さい。
 元町通り三丁目のギャラリー、ファインアートヤマキです。

 


 


 4月10日(金)

 半片ブラザース、はんちゃんの愛車ゴルフに
 PAだ、本だ、CDだ、かつらだと積み込み、
 いざ神戸へ出発。

 運転ははんちゃん。
 長距離を往復するので、
 お金をかけて点検整備もきっちりやってきたらしい。
 さすが何ごとも徹底するはんちゃんである。

 車は中央道をすいすい走り、もうすぐ高尾山の横を抜ける小仏トンネル。
 そういえば五年前に、ここで大変な目にあったのだった。
 いきなりボクの運転する車から黒煙が噴き出し、操作不能に。
 
 トンネルに入る前だったからラッキーだったが、
 夜だというのにJAFのレッカー車を待っている時のあの寂しさよ。

 と、その話をみんなにしようとしたところ・・・
 いきなり「ガンッ」と車が震え、
 まったくエンジン音が途絶えてしまった。
 はんちゃんの愛車ゴルフは急激に速度を失い、
 ああっ! というはんちゃんの雄叫びとともに
 登攀車線へと寄っていく。

 そして、停まってしまった。高速道路なのに。

 はんちゃん、ここ、俺がレッカー待った時といっしょだよ。
 な、な、な、何が起きたんだっ!



 (それはともかく、アルルカン洋菓子店の公式サイト
 オープンしました。http://arlequin-yougashiten.com/です)
 (まだ試運転中とあって、書き込みなど少ないですが、
 GOODSやCD試聴などができます。どうぞお楽しみください)


 4月9日(木)

 神戸のライブに向けて
 いつものスタジオで練習。
 いつもの蕎麦屋でカツ丼セット。
 ビール一本。

 蕎麦屋で飲むのはいいなあ。
 ボクが日本で一番好きな蕎麦屋は
 練馬区は豊玉の環状7号沿いにある田中屋だ。

 もちろん、信州でいただいた蕎麦や
 茨木は金砂郷で一日修行した蕎麦学校での辛味大根蕎麦など
 今思い出しても酒がいけそうな蕎麦はいくらでもある。

 でも、気軽に電車で行けて
 唸る蕎麦、となると近隣ではここになる。

 ざる蕎麦、ここはほんの少ししか盛ってくれないので
 普通は四人前で一人前ぐらい。
 でも、一人につき一本ずつ棒ワサビを渡してくれるので
 それを鮫皮で摺りながら待つ。

 待っている間は、板ワサや鰊をいただきながら純米酒をやる。
 で、蕎麦が運ばれてきたら、さらにわさびを摺りながら
 ・・・たまらんのです。鼻につーんと来る辛味、甘味。
 で、ここの蕎麦の清涼感というのが。

 あああっ。今抱えている翻訳が終わったら、蕎麦屋で飲むぞ。



 4月8日(水)

 朝っぱらから、日比谷公園の松本楼というところで
 NHK-BSのロケがあった。
 歌人の佐伯裕子さんと北原白秋の歌、
 あとは彼の恋愛遍歴みたいなものについて語りあった。

 佐伯さんは素敵な女性で、
 白秋の恋狂いを上品に、しかし官能的に語って下さる。

 ボクは話を聞いているうちに、
 歌人とか作家とか歌手というものが
 いわゆる普通の暮らしの中で
 普通の道徳観念をもって自らを律するなんて

 それはありえないのだ、とますます強く思った。

 恋に対しても普通じゃない炎に身を焦がしているから
 芯から躍る歌が生まれる。
 だから結果的に、世間からははずれていくことになる。
 いずれにしろみんな、我らのような者たちの最後は
 山頭火であり、白秋であろう。


 4月7日(火)

 今日はヴォイトレの先生から、「力を抜きなさい、何ごとも」と
 達人の粋っぽい素晴らしい教えをいただいた。
 よく聞く言葉ではあるが、
 剣豪小説だの野球漫画だので触れるだけで、
 実際の生活ではこの教え、なかなかそれにふさわしい現場に
 遭遇することはないのではないか。

 ボクはかつて運転免許の教習所でへまをやらかしてしまい、
 自分はもう免許は取れないのではないかとへこんだことがある。
 で、それからしばらくして、友だちのバイクの後部座席にまたがっていて
 トラックの横をすり抜ける際に横転。
 八王子の踏み切りの横で一時間ぐらい寝転んでいたことがある。
 (今考えると、誰も救急車や警察を呼んでくれなかったこと。
 事故を起こしたトラックさえ停まらなかったことが不思議だ)

 その午後に教習所があったのだが、膝を強打していたために
 どうにも力が入らず、こんなんで運転なんか無理だと思っていたら
 何のことはない、運転って
 こんなにすいすいやっちゃっていいものなんですか、
 と思うほど技術が劇的に変わったことがある。

 きっと、歌に関してもそういう一瞬があるのだろう。
 でも、先生曰く
 「どのみち力が入っちゃうんだから」というのはその通りで、
 これはボク個人に向けて言ったものなのか、
 あるいは表現者全体に向けて言ったものなのかわからないが、
 確かにそうなので、もうあまり血管浮き上がらせて歌ったりは
 しないでおこうと思うのだが、本番はわかりません。



 4月6日(月)

 今回の朝日新聞の「悩みのレッスン」は
 この10年の新聞人生相談史の中でもっとも悩みました。

 600字を書くのに、構想二週間。
 でもって、執筆も今日一日かかってしまった。

 しかし・・・こういう答えを書いてしまうと、
 もうボクには何も書くことがないような気がする。

 卒業だろうか。
 それともまだ人生相談で、
 ボクが何かを発見していくことはあるのだろうか。



 4月5日(日)

 小坪漁港の鮎丸に全員集合。
 
 もともとはこの日、仕事の関係者のみでアジサバ釣り大会をやろうと
 船を仕立てていたのだ。しかし、関係者がちょっと都合が悪くなり、
 急遽、荒野のガンマンみたいに(いや、「七人の侍」みたいに)
 電話一本で荒海に乗り出してくれる男たちを集めることになった。

 鮎丸の船長さんはもうずいぶん長い付き合いをさせていただいていて、
 すいません、都合が悪くなりました・・・と、言えなくもない人だ。
 でもだからこそ余計に、それは言えず、
 何だかよくわからないけれど海にきちゃった人を集めることになったのだ。

 半片ブラザースのはんちゃんや、
 学生時代の友だちやその上司さんというのは
 はっきりと船釣りを理解しているから釣り師の格好できた。

 ところが、中学時代の友人のA君や新宿カメラマンの石山さんは、
 集合場所の鎌倉駅に現れてみればTシャツにジャケットに革靴である。
 で、「何するの?」って。

 一応は説明したつもりだったのだが。
 「何にも持ってこなくていいって言ったから」って、手ぶらで来るか普通。
 釣りなのに。

 といった男気のあるメンバー6人で午後2時まではアジ・サバ釣り。
 午後2時半から9時ぐらいまでは船長の手作り料理を堪能しながらの
 (いつも通りの)狂乱漁港ナイトとなりました。

 しかし・・・いつも驚かされるのは船長の料理の腕。
 タコ飯は毎度うまい。
 炭で焼くサザエも、とれたばかりの生シラスも濃い記憶となって生涯生きる。

 だが・・・これは予期していなかった。
 朝採ったばかりの荒いワカメを熱湯につけてポン酢でいただく
 「ワカメしゃぶしゃぶ」。

 触感といい、旨味といい、健康感といい、
 これまでに体験したことのない鮮烈な存在。

 みんな、うーんと唸って食べながら、一通り感嘆符を並べた後で
 「中目黒でワカメしゃぶしゃぶの店をやらないか」と
 金もうけの話になった。

 それぐらい美しい逸品でした。


 


 4月4日(土)

 今月25日にNHK-BS2で放映される「ニッポン全国短歌日和」。
 ボクはこの番組の中で、歌人が愛した食事と歌を
 まあ、その料理を食べながら歌を愛で、あれこれ想像して喋る、
 という役割で20分ほど出演する。

 いっしょに食べ歩くのが、久々の共演、オーケンだ。

 で、今日はそのロケがあり、花見でごった返す上野に向かった。
 オンエア前なのであまり何も言えないのだが、
 カメラがオフの時は、なぜか二人で昔話ばかりしていて、
 全然未来の話をしていなかったのが、じじ臭くて快感だった。

 ここにアンジーの三戸ちゃんがいて缶コーヒーなんかすすっていると
 そこはかとなく我らの加齢臭がしてきそうで、
 もうそうなったら、豆炭で鰯とか焼きながら、
 ギターぼろんぼろん弾いて切ない歌を歌おうね。

 オーケン、ありがとう。

 

 4月3日(金)

 神戸のライブに向け、一度組んでいた構成を取り壊す。
 うーん、なかなかイメージと実際の出来は違うものだなあ。
 こういう作業をもう二十年以上やっているはずなのに、
 いまだ試行錯誤の中にいる。

 完成をすることなどあり得ないのだろうが、
 つくづく不器用であると恥じる。

 そういえば昨日、ボクらのCDを聴いていたバーのお客さんが
 「本を書いたり、歌を歌ったり。結局、器用な人だから」
 と言ったら、長年お世話になっているママさんがきっと表情を変え、
 「この人が器用だったら、とっくの昔に成功しています」
 と言い切った。

 そういう会話を前にすると、
 何だか本人はとてもいたたまれなくなります。


 

 4月2日(木)

 さっそくできたてのホヤホヤのアルバムを
 さるバーに持っていき、
 店主やお客さんに聴いていただく。

 2回フルにかけてもらったが、どこからも苦情がこないどころか
 (以前のバンドはそうではなかった)
 バーの風情に声やギターがしっとりと馴染んで、
 とても居心地が良かった。

 こういうアプローチをこの年齢(というか経験)になって
 初めてやっているというのもなかなかレアなことだと思うが、
 本人もそれが新鮮で、
 事前知識のない人が穏やかな表情で聴いてくれる歌というものが
 自分の口から出ていることに、今さらながら驚き。

 ボクの中には確信があって・・・
 ボクはようやく、今、歌い出したのだと思う。


 4月1日(水)

 アルルカン洋菓子店の1stアルバム「星屑通りで店開き」
 プレス工場より湯気をあげながら届きました。
 
 今回は、数種類のロゴから全体イメージ、フォントの作成にいたるまで
 HAPPY STRIKEのSACRAさんが力を尽くして下さった。
 ジャケ買いしてしまいそうなポップな仕上がり。
 とにかく、ライブ情報欄にジャケットをどんと載せましたので、
 音より先にまず観て楽しんで下さい。

 ちなみに、SACRAさんと半片ブラザースのはんちゃんにより、
 アルルカン洋菓子店公式サイトの作成、
 my spaceでは音と映像を楽しんでいただけこうとMITSU君が奮闘中。

 全国のCDショップ、及びAmazonへの配給は
 (株)メタカンパニーさんが行います。

 SACRAさんはデザインしたバッグが
 MOMA(ニューヨーク近代美術館)に展示されているアーティストです。

 何とそのSACRAさんが現在、
 アルルカン洋菓子店のTシャツやエコバッグ、エプロンなども作成中。
 ライブ会場などでまずお披露目となる予定です。

 この夏はそばに置いて下さればみんな幸せ。

 なお、アルバムの発売は5月3日です。
 (神戸と東京のライブ会場では先行発売します)

 

 

 
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